トップ
>
濫読
ふりがな文庫
“濫読”の読み方と例文
読み方
割合
らんどく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんどく
(逆引き)
わたしは姉の持っている
稽古本
(
けいこぼん
)
をよみ尽くして、さらに太喜次さんのところから長唄の稽古本を借り出して来て、無茶苦茶に
濫読
(
らんどく
)
した。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
でも私は散文的で
濫読
(
らんどく
)
家で、詩にも歌にも俳句にも没頭し切れず全身的な注意と情熱で小説へ還って行ったのは
已
(
や
)
むを得ないことであった。
随筆銭形平次:12 銭形平次以前
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
多読は
濫読
(
らんどく
)
と同じでないが、濫読は明かに多読の一つであり、そして多読は濫読から始まるのが普通である。古来読書の法について書いた人は殆どすべて濫読を戒めている。
如何に読書すべきか
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
濫読(らんどく)の例文をもっと
(4作品)
見る
濫
常用漢字
中学
部首:⽔
18画
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“濫”で始まる語句
濫
濫用
濫觴
濫費
濫造
濫僧
濫発
濫僧供
濫伐
濫行
“濫読”のふりがなが多い著者
三木清
神西清
岡本綺堂
野村胡堂