“おだく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汚濁75.0%
悪濁25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これ、腐れ学者。——汝は口をあけば常に自分のみを清白のようにいい、人を見ればかならず、汚濁おだくのようにそしるが、どこにそんな濁った者がいるか」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏子ぶっし範宴、人と生れてここに二十九春秋、いたずらに国土の恩にれて長じ、今もって、迷悟を離れず悪濁おだく無明むみょうにあえぎ、幾たびか籠り幾たびか彷徨さすら
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)