トップ
>
斯
>
そ
ふりがな文庫
“
斯
(
そ
)” の例文
喟然
(
きぜん
)
として
私
(
わたし
)
は
歎
(
たん
)
じた。
人間
(
にんげん
)
は
斯
(
そ
)
の
徳
(
とく
)
による。むかし、
路次裏
(
ろじうら
)
のいかさま
宗匠
(
そうしやう
)
が、
芭蕉
(
ばせを
)
の
奧
(
おく
)
の
細道
(
ほそみち
)
の
眞似
(
まね
)
をして、
南部
(
なんぶ
)
のおそれ
山
(
やま
)
で、おほかみにおどされた
話
(
はなし
)
がある。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
泉原はそう思って、我ながら
斯
(
そ
)
うして女のあとを追ってきた愚かしさをはがゆく思った。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
つい
其
(
そ
)
の自分で勝手に
苦
(
くるし
)
んで勝手に色々なことを、馬鹿な訳にも立たん事を
考
(
かん
)
がえて
居
(
お
)
るもんですから、つい見境もなく
饒舌
(
しゃべる
)
のです。
否
(
いいえ
)
、
誰
(
だれ
)
にも
斯
(
そ
)
んなことを言った事はないのです。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“斯”を含む語句
斯様
僂麻質斯
斯々
如斯
螽斯
波斯
莫斯科
斯樣
斯道
窒扶斯
腸窒扶斯
瓦斯
瓦斯灯
斯般
瓦斯暖炉
俄羅斯
斯如
水素瓦斯
瓦斯燈
毒瓦斯
...