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歡樂
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くわんらく
ふりがな文庫
“
歡樂
(
くわんらく
)” の例文
新字:
歓楽
よく
聞
(
き
)
き
糺
(
たゞ
)
して
見
(
み
)
ると、しかく
平氣
(
へいき
)
な
男
(
をとこ
)
も、
時々
(
とき/″\
)
は
歡樂
(
くわんらく
)
の
飽滿
(
はうまん
)
に
疲勞
(
ひらう
)
して、
書齋
(
しよさい
)
のなかで
精神
(
せいしん
)
を
休
(
やす
)
める
必要
(
ひつえう
)
が
起
(
おこ
)
るのださうであつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ロレ さうした
過激
(
くわげき
)
の
歡樂
(
くわんらく
)
は、とかく
過激
(
くわげき
)
の
終
(
をはり
)
を
遂
(
と
)
ぐる。
火
(
ひ
)
と
煙硝
(
えんせう
)
とが
抱合
(
だきあ
)
へば
忽
(
たちま
)
ち
爆發
(
ばくはつ
)
するがやうに、
勝誇
(
かちほこ
)
る
最中
(
さなか
)
にでも
滅
(
ほろ
)
び
失
(
う
)
せる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
歡樂
(
くわんらく
)
極まつて、哀愁を生ずると言つた、花と酒とに疲れ果てた、不思議な江戸の一角でした。
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女は戀人として男に苦痛を與へると同時に
歡樂
(
くわんらく
)
を與へるけれども、妻としては
所天
(
をつと
)
に
何等
(
なんら
)
の滿足も與へぬ、與へたとしても
其
(
それ
)
は交換的で、
而
(
しか
)
も重い責任を
擔
(
にな
)
はせられやうといふものだから
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
捉
(
とら
)
へがたき過ぎし日の
歡樂
(
くわんらく
)
よ
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
歡樂
(
くわんらく
)
の
緯
(
ぬき
)
に、苦悶の
經
(
たて
)
の絲
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
せめて今宵は
歡樂
(
くわんらく
)
に
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ロミオ
今
(
いま
)
ヂュリエットと
被言
(
おしゃ
)
ったの?
姫
(
ひめ
)
は
何
(
なん
)
としてぢゃ?
姫
(
ひめ
)
は
予
(
わし
)
を
二人
(
ふたり
)
が
中
(
なか
)
の
歡樂
(
くわんらく
)
の
其
(
その
)
水子
(
みづご
)
を
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
歡樂
(
くわんらく
)
の馬鹿騷ぎは、重つ苦しい恐怖の騷ぎに變りました。
階下
(
した
)
で呑み直す支度をして居た伴三郎も、左孝の
惡巫山戯
(
わるふざけ
)
を逃避して廊下で凉んでゐたお駒も、重い緊張した顏を持つて來ました。
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
歡
部首:⽋
21画
樂
部首:⽊
15画
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歡樂山