“仕飽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しあ50.0%
しあき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なにしろまあ、ウマクやって貰わないことには……僕は兄さんの為に心配する……た同じ事を繰返すように成る……留守居は、君、散々仕飽しあきたからね」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それで結極のべつ貧乏の仕飽しあきをして、働き盛りでありながら世帯らしい世帯も持たず、何時いつも物置か古倉のすみこのような所ばかりに住んでいる、従ってお源も何時しか植木屋の女房連かかあれんから解らん女だ
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)