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嗷訴
ふりがな文庫
“嗷訴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごうそ
80.0%
がうそ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうそ
(逆引き)
と、
大岳
(
)
の鐘を鳴らして、
嗷訴
(
)
の気勢をあげるやら、造営奉行の高ノ師直の屋敷へ押しかけて、石を投じたり、落書するなど、物情騒然のうちに年も暮れた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ともかくも現場へお越しくだされ、百姓どもの憐れの様子、一揆
嗷訴
(
)
をいたさいでは、とうていいられぬ窮境を、実地にご覧くださりませ、郡兵衛お願いいたしまする」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
嗷訴(ごうそ)の例文をもっと
(4作品)
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がうそ
(逆引き)
之
(
)
を
嗷訴
(
)
と称して、無理非道の振舞をしたのである。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
嗷訴(がうそ)の例文をもっと
(1作品)
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“嗷訴(
強訴
)”の解説
強訴(ごうそ)とは強硬な態度で相手に訴えかける行動を指す。「嗷訴」とも。とくに、平安時代中期以後、僧兵・神人らが仏神の権威を誇示し、集団で朝廷・幕府に対して行なった訴えや要求、江戸時代に農民が領主に対して年貢減免などを要求したことを指す。
(出典:Wikipedia)
嗷
漢検1級
部首:⼝
14画
訴
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“嗷”で始まる語句
嗷々
嗷
嗷語
“嗷訴”のふりがなが多い著者
国枝史郎
吉川英治
菊池寛