“嗷々”の読み方と例文
読み方割合
ごうごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百姓はこれを無役無謀な工事だといつて嗷々ごうごうと批難したが、工事を終りその甚大な利益を見るに及んで嘆賞して伴渠と名づけて徳をたたへたといふ。
土の中からの話 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
大伴今人という国守が山を穿うがって大渠だいきょをひらいたとき、百姓はこれを無役無謀な工事だといって嗷々ごうごうと批難したが
土の中からの話 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)