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ごうごう
ふりがな文庫
“ごうごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
轟々
68.3%
囂々
28.6%
嗷々
1.2%
哈々
0.6%
濠々
0.6%
轟轟
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轟々
(逆引き)
女のひとはバスケットを棚へ上げると、あとは又汽車の
轟々
(
ごうごう
)
たる音である。私の前の弟子らしい男達は、眠ったような顔をしていた。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
ごうごう(轟々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
囂々
(逆引き)
囂々
(
ごうごう
)
とひびいて摩擦音を轟かせ、地獄の大釜がたぎるような氷擦の熱霧をあげながら、日速四百十九メートルといわれる化物氷河の谷。
人外魔境:10 地軸二万哩
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ごうごう(囂々)の例文をもっと
(46作品)
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嗷々
(逆引き)
大伴今人という国守が山を
穿
(
うが
)
って
大渠
(
だいきょ
)
をひらいたとき、百姓はこれを無役無謀な工事だといって
嗷々
(
ごうごう
)
と批難したが
土の中からの話
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
ごうごう(嗷々)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
哈々
(逆引き)
声に応じて大蔵ヶ谷右衛門は、大鉞を抛り出し、
傍
(
かたわ
)
らの
陣鉦
(
じんがね
)
をムズと掴み、突っ立ち上がると見る間もなく、兵法に叶った
桴
(
ばち
)
さばき、
哈々
(
ごうごう
)
と鉦を打ち鳴らした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
音は忽ち
哈々
(
ごうごう
)
と鳴り、大藪地の四方へ響き渡った。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ごうごう(哈々)の例文をもっと
(1作品)
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濠々
(逆引き)
海からはすこしはなれているが、大島が目の前に見え、左右は山の岬が出ていて、畑の真中の木の櫓から下の宿の温泉が噴き出して夜も昼も白い煙を
濠々
(
ごうごう
)
立てている。
獄中への手紙:05 一九三八年(昭和十三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ごうごう(濠々)の例文をもっと
(1作品)
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轟轟
(逆引き)
県道筋に沿うたまばらな人家には点々と灯がみえ始めて、もう
足許
(
あしもと
)
も暗かった。野づら一めんを
轟轟
(
ごうごう
)
と
唸
(
うな
)
っている風をまともに浴びると、
呼吸
(
いき
)
が
塞
(
ふさが
)
りそうだった。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
ごうごう(轟轟)の例文をもっと
(1作品)
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