“ごう/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
轟々50.0%
囂々33.3%
響々16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくは、草木くさきねむる、一時いちじ二時にじとのあひだ談話だんわ暫時しばし途絶とだえたとき、ふと、みゝすますと、何處いづこともなく轟々ごう/\と、あだか遠雷えんらいとゞろくがごとひゞき同時どうじ戸外こぐわいでは、猛犬稻妻まうけんいなづまがけたゝましく吠立ほえたてるので
しかく陳じて先頭に進めば、衆は囂々ごう/\
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
町では煙草のけむりが鼻をかすめ、珈琲がかんばしく、電車のレールは銀のやうに光り、オフイスの窓硝子は光線を反映なげかへし、工場の機械はカタンカタン響々ごう/\と、規則正しく𢌞つてゐる。
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)