“桴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いかだ50.0%
ばち37.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかだに乗りて海に浮ばん。我に従う者は其れゆうなるかと。子路之を聞きて喜ぶ。子曰く、由や勇を好むこと我に過ぎたり。取りはかる所なしと。——公冶長篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
彼が右手にもったばちで太鼓の皮をドーンと叩くと、胴の上に設けられてある小さいあなから、蠅が一匹ずつ、外へ飛び出す仕掛けになっていた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
もともとシャーマンが神懸りになるために打ち鳴らす太鼓のを意味する語であったことを思えば、このような山の上の祭場にシャーマンが関係していたことも、察するに難くないのであります。