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いかだ
ふりがな文庫
“いかだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
イカダ
語句
割合
筏
94.7%
桴
3.1%
栰
0.8%
流筏
0.8%
槎
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筏
(逆引き)
(左様だ、今頃は
弥六親仁
(
やろくおやじ
)
がいつもの
通
(
とおり
)
、
筏
(
いかだ
)
を流して来て、あの、船の
傍
(
そば
)
を
漕
(
こ
)
いで通りすがりに、
父上
(
ちゃん
)
に声をかけてくれる時分だ、)
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いかだ(筏)の例文をもっと
(50作品+)
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桴
(逆引き)
聢
(
しか
)
と認めがたけれど大抵青大将という蛇に似たり、この蛇水中にて人の手足を
纏
(
まと
)
えど捕り殺す事を聞かず。また出羽最上川に薄黒くして
扁
(
ひらた
)
き小蛇あり、
桴
(
いかだ
)
に附いて人を捕り殺すという。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いかだ(桴)の例文をもっと
(4作品)
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栰
(逆引き)
ところが、上陸するとその姿は見えず、その夜上った
栰
(
いかだ
)
の裏側には、胴体だけの女の屍体がくくりつけてあったというじゃありませんか。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それは、板戸のような
栰
(
いかだ
)
であったが、表面には、まだ呼吸のある、二人の嬰児が結わい付けられてあった。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
いかだ(栰)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
流筏
(逆引き)
地勢は
急峻
(
きふしゆん
)
で、
流筏
(
いかだ
)
の便のある河川に乏しく、只、樹木を伐るだけでは、開発しても容易に持ち運びは出来ないらしい。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
北信州の
田舎
(
ゐなか
)
に出掛けて、杉材の仕入れにかゝりたかつたのだが、知人の資金関係が仲々うまくゆかなかつたし、木材の
流筏
(
いかだ
)
が、山からの荷出しには、相当の困難だつたので
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
いかだ(流筏)の例文をもっと
(1作品)
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槎
(逆引き)
槎
(
いかだ
)
に乗って東の海に遊ばんとか、または東海を踏んで死すあらんのみとか、なかば無意識にもこれを口にする人が多かったのは、必ずしも東だけに海をもった大陸の、経験とも言われぬように思う。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
いかだ(槎)の例文をもっと
(1作品)
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