“流筏”の読み方と例文
読み方割合
いかだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地勢は急峻きふしゆんで、流筏いかだの便のある河川に乏しく、只、樹木を伐るだけでは、開発しても容易に持ち運びは出来ないらしい。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
北信州の田舎ゐなかに出掛けて、杉材の仕入れにかゝりたかつたのだが、知人の資金関係が仲々うまくゆかなかつたし、木材の流筏いかだが、山からの荷出しには、相当の困難だつたので
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)