“大渠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいきよ50.0%
だいきょ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
階下の室には人多くゆききする足音あのとしきりに、屋外の大渠たいきよには小舟の梶音かぢのと賑はしかりき。われは暫し目蕩まどろみしに、ふとマリアの死せることを知り得たり。
大伴今人という国守が山を穿うがって大渠だいきょをひらいたとき、百姓はこれを無役無謀な工事だといって嗷々ごうごうと批難したが
土の中からの話 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)