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中﨟
ふりがな文庫
“中﨟”の読み方と例文
読み方
割合
ちゅうろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうろう
(逆引き)
「向島よ」とおみやが云った、「このあいだ、お屋敷のお
中﨟
(
ちゅうろう
)
のお供でいった、いいところがあるの、長命寺というお寺のそばよ」
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
浅草どぶ
店
(
だな
)
の
長遠寺
(
ちょうえんじ
)
の
御影供日
(
おめいくび
)
なので、紀州侯徳川
茂承
(
もちつぐ
)
の愛妾、お
中﨟
(
ちゅうろう
)
の
大井
(
おおい
)
は、例年どおり
御後室
(
ごこうしつ
)
の代参をすませると、
総黒漆
(
そうくろうるし
)
の乗物をつらねて
猿若町
(
さるわかまち
)
の市村座へまわり
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
お糸というあやしげな
欠込女
(
かけこみおんな
)
が押原右内の娘と偽って寝所の
裀褥
(
おしとね
)
へ入り込み、薄毛の鬢を片はずしに結い、大模様の
裲襠
(
うちかけ
)
を
絆纏
(
はんてん
)
のように着崩す飛んだ御
中﨟
(
ちゅうろう
)
ぶりで、呼出し茶屋の女房やら
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
中﨟(ちゅうろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
﨟
部首:⾋
16画
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上﨟
臈
下﨟
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久生十蘭
山本周五郎