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臈
ふりがな文庫
“臈”の読み方と例文
読み方
割合
ろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろう
(逆引き)
それはこの
場末
(
ばすえ
)
の町にある一軒のカフェの女だった。カフェの女とは云いながら、カフェとは似合わぬ姫君のように
臈
(
ろう
)
たけた少女だった。
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
白いかたわれ月は
臈
(
ろう
)
たけて黄に
明
(
あか
)
って来る。ほのかに白い白帝城を、私の小さい分身の子供が、立って
停
(
とま
)
って仰いでいる。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
その正次の眼の前に、——だから正次の背後横に、髪は垂髪、衣裳は緋綸子、白に菊水の模様を染めた、
裲襠
(
うちかけ
)
を羽織った二十一二の、
臈
(
ろう
)
たけた美女が端坐していた。
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
臈(ろう)の例文をもっと
(10作品)
見る
臈
部首:⾁
16画
“臈”の関連語
上﨟
下﨟
中﨟
“臈”を含む語句
上臈
中臈
上臈風
大女臈
実家女臈
小女臈
臈纈
“臈”のふりがなが多い著者
上田敏
国枝史郎
北原白秋
野村胡堂
海野十三
泉鏡花