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中臈
ふりがな文庫
“中臈”の読み方と例文
読み方
割合
ちゅうろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうろう
(逆引き)
宗兵衛は分家して、近習小姓倉田
小十郎
(
こじゅうろう
)
の
女
(
むすめ
)
みつを
娶
(
めと
)
った。岡野は順承附の
中臈
(
ちゅうろう
)
になった。実は
妾
(
しょう
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
老女、
中臈
(
ちゅうろう
)
、腰元、
端女
(
はしため
)
まで、おびただしい数の女、女、女。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
五百はすぐに
中臈
(
ちゅうろう
)
にせられて、殿様
附
(
づき
)
と
定
(
さだ
)
まり、同時に奥方
祐筆
(
ゆうひつ
)
を兼ねた。殿様は伊勢国
安濃郡
(
あのごおり
)
津の城主、三十二万三千九百五十石の藤堂
和泉守
(
いずみのかみ
)
高猷
(
たかゆき
)
である。官位は
従
(
じゅ
)
四位侍従になっていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
中臈(ちゅうろう)の例文をもっと
(2作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
臈
部首:⾁
16画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風
“中臈”のふりがなが多い著者
森鴎外
野村胡堂