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高猷
ふりがな文庫
“高猷”の読み方と例文
読み方
割合
たかゆき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかゆき
(逆引き)
庚子
(
かうし
)
は天保十一年で、拙堂は藤堂
高猷
(
たかゆき
)
に
扈隨
(
こずゐ
)
して津から江戸に
赴
(
おもむ
)
いたのであらう。記を作つたのは安政中の事かとおもはれる。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
律詩の題言に「伊賀中将公名士ヲ本邸ニ招飲ス余モマタコレニ
与
(
あずか
)
ル。」云々。藤堂和泉守
高猷
(
たかゆき
)
は従四位左少将から「出格の
思召
(
おぼしめし
)
を以て」左中将に昇進したのでその祝宴が開かれたのである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
後に聞けば、藤堂家の夫人だそうであった。藤堂家の下屋敷は両国橋詰にあって、当時の主人は
高猷
(
たかゆき
)
、夫人は一族
高崧
(
たかたけ
)
の
女
(
じょ
)
であったはずである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
高猷(たかゆき)の例文をもっと
(3作品)
見る
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
猷
漢検準1級
部首:⽝
13画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁
“高猷”のふりがなが多い著者
森鴎外
永井荷風