空模様が少しよくなって夕焼がした。夜になると夜鷹が近くで喧しい程鳴き立てる。時鳥と同じ鳴声であるが、調子が高くって鋭い。
窓の外は初夏の薫風が渡って、月も多摩の森に延々と昇った様子、こんな晩、よく此辺には、時鳥が鳴いて過ぎることさえあるのです。
“時鳥(ホトトギス)”の解説
ホトトギス(鵑、学名:Cuculus poliocephalus)は、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種「ホトトギス目ホトトギス科」と書かれることもあるが、カッコウ目カッコウ科と同じものである。。特徴的な鳴き声とウグイスなどに托卵する習性で知られている。日本では古来、様々な文書に登場し、杜鵑、杜宇、蜀魂、不如帰「杜鵑」「杜宇」「蜀魂」「不如帰」などは、中国の故事「杜鵑の啼血」にちなむ。故事の節で説明。、時鳥、子規、田鵑など、漢字表記や異名が多い。季語では夏を示す。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)