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『慈悲心鳥』
ふりがな文庫
『
慈悲心鳥
(
じひしんちょう
)
』
人びとの話が代るがわるにここまで進んで来た時に、玄関の書生が「速達でございます。」といってかさ高の郵便を青蛙堂主人のところへ持って来た。主人はすぐに開封すると、それは罫紙に細かく書いた原稿ようのものに、短い手紙が添えてあるらしかった。主人は …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「慈悲心鳥」国文堂、1920(大正9)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
陰
(
くもり
)
忌
(
いや
)
暴
(
あ
)
空
(
むな
)
長煩
(
ながわず
)
出
(
い
)
単衣
(
ひとえもの
)
気病
(
きや
)
大谷
(
だいや
)
硝子
(
がらす
)
堪
(
た
)
父
(
とっ
)
打毀
(
ぶちこわ
)
探
(
さぐ
)
銀河
(
あまのがわ
)
化
(
ばけ
)
斉
(
せい
)
旧
(
ふる
)
溜息
(
ためいき
)
焦
(
じ
)
渕
(
ふち
)
猟
(
あさ
)
由
(
よし
)
流転
(
るてん
)
汚辱
(
おじょく
)
老婢
(
ばあや
)
紅葉
(
もみじ
)
身悶
(
みもだ
)
也
(
なり
)
鳥打
(
とりうち
)
驟雨
(
しゅうう
)
騒々
(
そうぞう
)
面憎
(
つらにく
)
階子
(
はしご
)
銘仙
(
めいせん
)
退引
(
のっぴき
)
納涼
(
すずみ
)
贔屓
(
ひいき
)
記
(
しる
)
衝
(
つ
)
蚊帳
(
かや
)
肯
(
き
)
鶯
(
うぐいす
)
繰
(
く
)
絽
(
ろ
)
凌辱
(
りょうじょく
)
嗅
(
か
)
営
(
いとな
)
咽喉
(
のど
)
呆気
(
あっけ
)
含満
(
がんまん
)
叱言
(
こごと
)
午飯
(
ひるめし
)
募
(
つの
)
団扇
(
うちわ
)
冒
(
おか
)
先度
(
せんど
)
侘
(
わび
)
会釈
(
えしゃく
)
会津
(
あいづ
)
今暁
(
こんぎょう
)
今日
(
こんにち
)
朋輩
(
ほうばい
)
堪
(
たま
)
孵
(
かえ
)
家
(
うち
)
嶮
(
けわ
)
幾歳
(
いくつ
)
悔
(
くや
)
情夫
(
おとこ
)
意趣
(
いしゅ
)
憤怒
(
ふんぬ
)
打毀
(
うちこわ
)
拘引
(
こういん
)
掴
(
つか
)
斃
(
たお
)
方
(
かた
)
時鳥
(
ほととぎす
)