“長煩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながわずら77.8%
ながわづら11.1%
ながわず11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……俺の父、甚右衛門の長煩ながわずらいを、どうして御存知か、蕗のとうは、痰持たんもちに無二の薬、病人にやるがよいと、下されたのだ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
得ず家財殘らず分散ぶんさんいたししうとめと兩人にて淺草諏訪町に裏店うらだなを借受賃仕事或は洗濯など致しわづかに露命をつなぎ居候中又もや姑の三年越の長煩ながわづらひに入費ものいり莫大ばくだいにて困窮に困窮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お鉄はその後一種の気病きやみのように床について、ことしの三月にとうとう死んだ。磯貝から受取った二百円の金は、妻の長煩ながわずらいにみな遣ってしまって、六兵衛の身には殆ど一文も付かなかった。
慈悲心鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)