“じぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ジギ
語句割合
辞儀26.9%
叩頭13.7%
時宜12.8%
児戯11.9%
辭儀7.8%
時儀7.8%
低頭5.0%
字義2.3%
辞義2.3%
辞誼2.3%
辞宜1.4%
事宜0.9%
事義0.5%
叩儀0.5%
挨拶0.5%
時宣0.5%
時誼0.5%
点頭0.5%
答礼0.5%
辞退0.5%
辭宜0.5%
辭氣0.5%
辭義0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時みんなの頭の上をまっ黒な大きな大きなものがゴーゴーゴーとえて通りかかりました。ひとではあわててみんなお辞儀をしました。
双子の星 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
森は二歩三歩前へ進み、母を始め姉や娘に向ッて、慇懃に挨拶をして、それから平蜘蛛のごとく叩頭をしている勘左衛門に向い,
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
お母あ様程には、秀麿の健康状態に就いて悲観していない父の子爵が、いつだったか食事の時息子を顧みて、「一肚皮時宜に合わずかな」
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
実際、彼女のすることはさし出がましく、児戯にひとしく、女らしくもなかった。私は、彼女を大いに責めてもいいと思っている。
るゝはけれど是も修行なれば決して御案じ下さるなとて空々敷辭儀をなし一先感應院へ歸り下男善助に向ひ明朝早く出立すれば何卒握飯
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それがすむと、先生たちが出口に立って紙に包んだ菓子を生徒に一人一人わけてやる。生徒はにこにこして、お時儀をしてそれを受け取った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
何か言うのかと思うと、手を口のところへ持って行って、口びるをでた。言葉をったような具合だ。黙り込んで曖昧なお低頭をした。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
越後の紵商人かの国々にいたりてをもとめて国にる、を此国にてもそといふは古言也。を古言にそといひしは綜麻のるゐ也。字義はおなじくべきの糸をいふ也。
御免なされと越しのやさしき声に胸ときめき、かけた欠伸を半分みて何とも知れぬ返辞をすれば、唐紙する/\と開き丁寧辞義して
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
例をいへば子供が他人に対して、辞誼をするといふ事を初めとして、来客にはどういふ風に応接すべきものであるかといふ事などは、親が教へてやらなくてはならぬ。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
と千吉君はろなかった。この際辞宜するのは長者に対する礼でないと考えたのである。牧野さんは又々芸者の扇子を塗り始めたが、朱竹を描いて貰ったという米沢君は
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
武江遊観志略を見ると、その三月事宜に——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かけきしにてもふがしき事義りぬさまの御恩泰山きもかはよしや蒼海
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
手早くお叩儀をした。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
兄様が、逐々戻り来しぞ。のう、しやのう。……まず、久々の挨拶をなされ。兄様、お身もお君になんぞ話をしてやってたもい。
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
これは、注文者がもし素人数寄者とでもいうのであれば、あるいはそうすることも時宣ってかまわぬことでもあろうが、若井氏は商売人である。
次のの——の草のすぐ覗く——竹簀子濡縁に、むこうむきに端居して……いま私の入った時、一度ていねいに、お時誼をしたまま、うしろ姿で、ちらりと赤い小さなもの
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼は例の通り当惑しながら、ちょいと挨拶点頭を送った。娘は水甕を頭へ載せながら、眼でその挨拶に答えると、仲間の女たちのを追って、やはりくような燕の中を歩き出した。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
わざわざ立って突着けた、椅子のは、に触れて、その片袖を動かしたけれども、お妙は規則正しいお答礼をしただけで、元の横向きに立っている。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「おや、生意気。……お辞退をすることを覚えたのかい。……まあ、ちょっと、待っていなさい」
キャラコさん:06 ぬすびと (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
頼んで來た夫故此樣くなり其上空腹もありモウ/\の下から冷汗が出るはやく飯をよと云ながら内へ這入長兵衞を見てるさうにコレハと云しのみにて辭宜をなせば長兵衞は苦笑ひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ひどくつてるやうだなと見知りの臺屋められしほどしが、父親はお辭氣とて目上をあげたなく廓内旦那はずともの
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あゝくお辭義をしてつてた、これは鬼姉さんがれたのとふ、顏色をかへて圖太めがれほどのんでだいぢめりぬとふか
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)