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字義
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じぎ
ふりがな文庫
“
字義
(
じぎ
)” の例文
雨
(
あめ
)
が、さつと
降出
(
ふりだ
)
した、
停車場
(
ていしやば
)
へ
着
(
つ
)
いた
時
(
とき
)
で——
天象
(
せつ
)
は
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
くだしである。
敢
(
あへ
)
て
字義
(
じぎ
)
に
拘泥
(
こうでい
)
する
次第
(
しだい
)
ではないが、
雨
(
あめ
)
は
其
(
そ
)
の
花
(
はな
)
を
亂
(
みだ
)
したやうに、
夕暮
(
ゆふぐれ
)
に
白
(
しろ
)
かつた。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
越後の
紵商人
(
をあきんど
)
かの国々にいたりて
紵
(
を
)
をもとめて国に
売
(
う
)
る、
紵
(
を
)
を此国にてもそといふは
古言
(
こげん
)
也。
麻
(
あさ
)
を古言にそといひしは
綜麻
(
へそ
)
のるゐ也。
麻
(
あさ
)
も
紵
(
を
)
も
字義
(
じぎ
)
はおなじく
布
(
ぬの
)
に
織
(
おる
)
べき
料
(
れう
)
の糸をいふ也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
たゞ彼等の
好奇心
(
かうきしん
)
が募つたのである。それは特に二人の婦人たちのことだと私は云ふ。セント・ジョンの眼は
字義
(
じぎ
)
通りいかにも澄明であつたが、比喩的に云へばその眞意を
測
(
はか
)
り兼ねるものであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
書齋
(
しよさい
)
の
額
(
がく
)
をねだつた
時
(
とき
)
、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
が、
活東子
(
くわつとうし
)
のために(
春星池
(
しゆんせいち
)
)と
題
(
だい
)
されたのを
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る。……
春星池活東
(
しゆんせいちくわつとう
)
、
活東
(
くわつとう
)
は
蝌蚪
(
くわと
)
にして、
字義
(
じぎ
)
(オタマジヤクシ)ださうである。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
○
百樹
(
もゝき
)
曰、牧之老人が此
草稿
(
したがき
)
を
視
(
み
)
て
無縫塔
(
むほうたふ
)
の
縫
(
ほう
)
の
字義
(
じぎ
)
通
(
つう
)
じがたく
誤字
(
ごじ
)
にやとて
郵示
(
ひきやくたより
)
して
問
(
と
)
ひければ、
無縫塔
(
むほうたふ
)
と
書伝
(
かきつたへ
)
たるよしいひこしぬ。
雲根志
(
うんこんし
)
には
無帽塔
(
むはうたふ
)
とあり、
無帽
(
むはう
)
の
字
(
じ
)
も又
通
(
つう
)
じがたし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
○
百樹
(
もゝき
)
曰、牧之老人が此
草稿
(
したがき
)
を
視
(
み
)
て
無縫塔
(
むほうたふ
)
の
縫
(
ほう
)
の
字義
(
じぎ
)
通
(
つう
)
じがたく
誤字
(
ごじ
)
にやとて
郵示
(
ひきやくたより
)
して
問
(
と
)
ひければ、
無縫塔
(
むほうたふ
)
と
書伝
(
かきつたへ
)
たるよしいひこしぬ。
雲根志
(
うんこんし
)
には
無帽塔
(
むはうたふ
)
とあり、
無帽
(
むはう
)
の
字
(
じ
)
も又
通
(
つう
)
じがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“字義”の意味
《名詞》
一つの文字が表す意味。
(出典:Wiktionary)
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“字義”で始まる語句
字義通