点頭じぎ)” の例文
旧字:點頭
彼は例の通り当惑しながら、ちょいと挨拶あいさつ点頭じぎを送った。娘は水甕を頭へ載せながら、眼でその挨拶に答えると、仲間の女たちのあとを追って、やはりくぎくような燕の中を歩き出した。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)