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訛
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だま
ふりがな文庫
“
訛
(
だま
)” の例文
己
(
おの
)
れは金儲けに出掛けるのではない。人を
訛
(
だま
)
かして金を儲けるなんてもっての外の事を言う。実際ラマの化身でないのに化身だなんて、罪を作り金を
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
『仮に中学生にしたところで、
態々
(
わざわざ
)
人から借りて呉れてやつて
訛
(
だま
)
されるより、
此方
(
こちとら
)
なら先づ寝酒でも飲みますな。』
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「じゃあ、それが本当なら、なぜ妾は貴方の
胤
(
たね
)
を宿したのです。誰が
訛
(
だま
)
されるもんですか。嘘つき!」
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
土の精が今宵私を
訛
(
だま
)
して他界からの親しらしい挨拶で私の魂を奪はうとするのではなからうか。
愛は、力は土より
(新字旧仮名)
/
中沢臨川
(著)
あの青瓢箪の新見の野郎を
訛
(
だま
)
くらかしやがつて、百円も金を巻き上げて、一軒の店でも出した積りで大きな顔をしやがつて、えらそうに、人に会つても、ろく/\挨拶も為やがらへん!
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
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甲田は
愈
(
いよいよ
)
俺は
訛
(
だま
)
されたと思つた。そして、
其奴
(
そいつ
)
が何か学校の話でもしなかつたかと言つた。
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『君は案外人嫌ひをする樣だね。あれでも根は
好人物
(
おひとよし
)
で、
訛
(
だま
)
せるところがある。』
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『君は案外人嫌ひをする様だね。あれでも根は
好人物
(
おひとよし
)
で、
訛
(
だま
)
せるところがある。』
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
訛
漢検1級
部首:⾔
11画
“訛”を含む語句
訛言
田舎訛
訛伝
地方訛
転訛
上方訛
国訛
相模訛
京訛
訛音
訛謬
田舍訛
國訛
肥後訛
訛声
越後訛
俗訛
訛言葉
訛成転形語
訛沢山
...