“肥後訛”の読み方と例文
読み方割合
ひごなま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「佐竹の家中に縁者があるの、北陸の者だのといって来たが、真っ赤な嘘だ、肥後訛ひごなまりがあるなと、わしは睨んでいた。案の定、死骸をあらためてみると、懐中ふところには祖先の系図や、遺書など所持していた」
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ねえ」と下女は肥後訛ひごなまりの返事をする。
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)