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上方訛
ふりがな文庫
“上方訛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かみがたなまり
54.5%
かみがたなま
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみがたなまり
(逆引き)
書画、古着、手道具、
骨董
(
こっとう
)
、武具、
紙屑
(
かみくず
)
に至るまで、それぞれを専門とする
上方訛
(
かみがたなまり
)
の商人の声が、屋敷町の裏をうるさく訪れて廻っている。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
九郎助は灯から顔を
反
(
そむ
)
けるように、ただおろおろと弁解するのです。見る影もない中老人で、半面に
青痣
(
あおあざ
)
のある、言葉の
上方訛
(
かみがたなまり
)
も妙に物柔らかに聞えます。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
上方訛(かみがたなまり)の例文をもっと
(6作品)
見る
かみがたなま
(逆引き)
「せやさかい」というのが口ぐせであり、江戸弁は荒っぽいから、しょうばいには
上方訛
(
かみがたなま
)
りに限る、というのがその主張であった。
へちまの木
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
主八の宗助は五十六七の
粗野
(
そや
)
な男で、生れながら町人ではないらしく、手足の荒れ、肩幅の廣さ、どこから見ても勞働者あがりで、言葉にはひどい
上方訛
(
かみがたなま
)
りがあります。
銭形平次捕物控:210 飛ぶ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
上方訛(かみがたなま)の例文をもっと
(5作品)
見る
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
訛
漢検1級
部首:⾔
11画
“上方”で始まる語句
上方
上方唄
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上方風
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上方路
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堂上方
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“上方訛”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
野村胡堂
山本周五郎
吉川英治