“かみがたなま”の漢字の書き方と例文
語句割合
上方訛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「帰って来たんだが」とその客は少し上方訛かみがたなまりのある言葉で云った。「どうやら、またでかけなければならないようだ」
夜の蝶 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
主人の死んだ後の店を引受けてやつて居るのは、善七といふ若い番頭で、精々三十にもなるでせうか、色白の優男で、少し上方訛かみがたなまりはありますが、客扱ひは申分ありません。