“なまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.1%
33.9%
訛言3.0%
地方訛0.6%
生節0.6%
蒸松魚0.6%
訛音0.6%
鉛玉0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人のに著しく、この地方特有の、「たい」を「てゃあ」、「はい」を「ひゃあ」と云う風に発音するのが可笑しくてらず
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
省三は気がくと手でや首筋にったを叩いた。そして、思いだしてのようになった頭をほぐそうとしたがほぐれなかった。
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
『や、小川さんですか。』と計量器を持つた儘で、『さ何卒お上り下さいまし。』と、無理にねた様な訛言を使つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
と、ツイんで地方訛を使つたので遽てゝ紅くなる。
姉妹 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
豚肉なしの竹の子そぼろ煮、竹の子かにんじんがあれば、細かくきざんで、豚肉代わりに海糠か、生節ぐらゐ入れる。
ともしい日の記念 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
女「左様でがんす、何もえでがんすけれども、玉子焼に鰌汁に、それに蒸松魚餡掛が出来やす」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大きな不格好な髪の薄い頭をして、訛音のひどい言葉でブツ/\と女中に何か云つてることもあつた。
哀しき父 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
隅々まで舞台えばかりを主眼にしてありまして、利き処利き処には無闇と針金や鯨鬚鉛玉なんぞを使ってあるのですが、それでいてスッキリと
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)