“スラング”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方言50.0%
通語50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうした方言スラングは亜米利加人でも聞き分け得ない者が多いのだから、ストーン氏は誰にもわからないつもりであったらしい。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その言葉は忽ちのうちに下等な亜米利加人特有の粗暴、下劣を極めた方言スラングに変って行った。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
どんなやくざ者でも、苟くも外套を着てゐれば必ず兩手をポケットに突込み、馭者の歩き方に倣つて身體を横に振つて歩き、馬車屋の通語スラングをつかひ、恰も馭者君の卵になりすますのである。
駅伝馬車 (旧字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)