“くにことば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国詞25.0%
國語25.0%
方言25.0%
郷里言葉25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チエルケス人は国詞くにことばで大声にどなつて、サルタノフの首を高く振り上げて、一廻し廻したかと思ふと、海へ投げ込んでしまひました。
あゝ兄弟よ、わが汝にさししめす者は(前なる一の靈を指ざし)我よりもよくその國語くにことばきたへし者なり 一一五—一一七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝のことば我を欺くかはた我を試むるか、汝トスカーナの方言くにことばにて我と語りて而して少しも善きゲラルドの事をしらざるに似たり 一三六—一三八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
生れてから十九の今まで毎日々々慣れた郷里言葉くにことばを其儘に聞くと、もう胸の底には不滿も何も消えて了つた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)