郷里言葉くにことば)” の例文
生れてから十九の今まで毎日々々慣れた郷里言葉くにことばを其儘に聞くと、もう胸の底には不滿も何も消えて了つた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)