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舞踊
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をどり
ふりがな文庫
“
舞踊
(
をどり
)” の例文
そこでは浴びる程うまい
麦酒
(
ビール
)
を飲む事が出来た。ジヤンは酔つた紛れに変な腰つきをして
舞踊
(
をどり
)
を踊つた。バヴアリア兵は
低声
(
こごゑ
)
で歌を
唱
(
うた
)
つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「ムツ五郎ですか。」主事は空つぽの頭を仔細らしく
傾
(
かし
)
げた。「それは三津五郎の
訛
(
なまり
)
でせう、三津五郎なら居ますよ。
舞踊
(
をどり
)
の達者な
俳優
(
やくしや
)
でしてね。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
十二日から道頓堀の
浪花
(
なには
)
座に名人会といふのが開かれてゐる。長唄の
孝次郎
(
かうじらう
)
、勝四郎、
常磐津
(
ときはづ
)
の
和佐
(
わさ
)
、清元の
家内
(
やな
)
、
舞踊
(
をどり
)
の
鹿島
(
かしま
)
恵津子——どれを見ても、格別名人らしい顔触でないのが愛嬌である。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
三津五郎のやうに
舞踊
(
をどり
)
は達者だが、役者ではない。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
踊
常用漢字
中学
部首:⾜
14画
“舞踊”で始まる語句
舞踊劇
舞踊台
舞踊家