“ぶよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舞踊90.0%
舞陽10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分この説の方がほんとうなので彼女の真の才能は実は始めより音楽に存したのであろう舞踊ぶようの方は果してどの程度であったか疑わしく思われる
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
あるものは演説口調くちょうで郷土の偉人いじんや、名所旧蹟きゅうせきや、特殊とくしゅの産業などを紹介しょうかいし、あるものは郷土の民謡みんよう舞踊ぶよう披露ひろうした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
舞陽ぶようの人、陳巌ちんがんという者が東呉とうご寓居ぐうきょしていた。唐の景龍けいりゅうの末年に、かれは孝廉こうれんにあげられて都へゆく途中、渭南いなんの道で一人の女に逢った。