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舞踊
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ぶよう
ふりがな文庫
“
舞踊
(
ぶよう
)” の例文
それを見ていると、まるで煙の音楽会というか、煙の
舞踊
(
ぶよう
)
会というか、たしかに或るリズムに乗って煙がふきだしてくるのであった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
子供のうちから新
舞踊
(
ぶよう
)
を習わせられ、レヴュウ・ガールとも
近附
(
ちかづき
)
のある小初は、
媚
(
こび
)
というねたねたしたものを近代的な軽快な魅力に
飜訳
(
ほんやく
)
し
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
多分この説の方がほんとうなので彼女の真の才能は実は始めより音楽に存したのであろう
舞踊
(
ぶよう
)
の方は果してどの程度であったか疑わしく思われる
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
あるものは演説
口調
(
くちょう
)
で郷土の
偉人
(
いじん
)
や、名所
旧蹟
(
きゅうせき
)
や、
特殊
(
とくしゅ
)
の産業などを
紹介
(
しょうかい
)
し、あるものは郷土の
民謡
(
みんよう
)
や
舞踊
(
ぶよう
)
を
披露
(
ひろう
)
した。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ぞろ/\とホテルへ
入
(
はい
)
つて
行
(
い
)
つた。ちやうどクリスマスの
翌夜
(
よくや
)
でパイントリイが
物々
(
もの/\
)
しく
飾
(
かざ
)
られ、
食堂
(
しよくどう
)
に
舞踊
(
ぶよう
)
があつたりして、まるでお
祭
(
まつり
)
のやうな
騒
(
さわ
)
ぎであつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
踊
(
おど
)
り
子
(
こ
)
は、自分が片足で立たないと劇場はつぶれてしまう。なにしろ、自分は
舞踊
(
ぶよう
)
界の大家なんだから、それにふさわしいように、
待遇
(
たいぐう
)
してもらいたい、と、言いだしました。
人形つかい
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
幼稚園では、
遊戯
(
ゆうぎ
)
を教えてくれる。音楽にあわせて、簡単な
舞踊
(
ぶよう
)
のようなものを教えてくれる。たとえば、「
黄金虫
(
こがねむし
)
は金持ちだ」というの類である。それは、或る意味では、
優美
(
ゆうび
)
であり、可愛らしい。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
C子が僕と踊りたいといい出したのは
恰度
(
ちょうど
)
その頃だった。僕は一応それを押しとどめたが、それは無論、手だった。興奮しきった彼女は、僕の忠告に、倍以上の
反発
(
はんぱつ
)
をもって
舞踊
(
ぶよう
)
を強いた。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大団円
(
だいだんえん
)
、死の
舞踊
(
ぶよう
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
踊
常用漢字
中学
部首:⾜
14画
“舞踊”で始まる語句
舞踊劇
舞踊台
舞踊家