“バレー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舞踏25.0%
明るい25.0%
舞踊25.0%
舞踊劇25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われはかくして、舞踏バレーの一場ありて、君出るオペラと云へば、聞くべき音楽の一節をだも聞く事能はずなりぬ。
舞姫 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
凡そ微妙なる感能の極度を動す舞踏バレーの曲につれ、君は爪先立ちて、鳥の如くに舞台を飛び廻り、曲の一節毎に、裾を蹴つて足を上げ、手をかざして両の脇を伺はしむ。
舞姫 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
この男の「マクベスオペラ夫人」(明るいバレー小川)が並んで上演され、明るい小川、マクベス夫人は絶対的に否定された。
衣裳と色彩と照明とでちょっと印象的な効果を出す。コウラス八百人、舞踊バレー二百人。すり鉢の底のような独特の舞台に約千人の西印度インド扮装者が一時にあらわれる。
そして、詩的舞踏の比類ない一芸術をつくり得たはずなのに、もう今では舞踊劇バレーを書く者がいない……。——君たちは、知的な笑いをもってる民衆である。