“踴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おど61.5%
をど30.8%
おどり7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左右に長いたてがみを振乱して牝馬と一緒におどり狂って、風に向って嘶きました時は——いつわりもなければ飾もない野獣の本性に返りましたのです。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さうして自分じぶんいのちんだにくかたまりが、まへをど時節じせつゆびつてたのしみにつた。ところ胎兒たいじは、夫婦ふうふ豫期よきはんして、五ヶげつまでそだつて突然とつぜんりて仕舞しまつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
今日は高知こうちから、何とかおどりをしに、わざわざここまで多人数たにんず乗り込んで来ているのだから、是非見物しろ、めったに見られないおどりだというんだ
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)