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低徊
ふりがな文庫
“低徊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ていかい
90.5%
ていくわい
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていかい
(逆引き)
ハイドンの『四重奏曲(作品三の五)』をたった一枚に吹き込むほど、
低徊
(
ていかい
)
趣味や詠歎趣味に遠ざかった人たちであったのである。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
彼女は夢のような幼い時の思出などに
耽
(
ふけ
)
りながら、一時間にも近い間、父母の墓石の辺に
低徊
(
ていかい
)
していることがあった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
低徊(ていかい)の例文をもっと
(19作品)
見る
ていくわい
(逆引き)
この三通りの浅草のうち、僕のもう少し
低徊
(
ていくわい
)
したいのは、第二の浅草、——活動写真やメリイ・ゴウ・ランドの小屋の軒を並べてゐた浅草である。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
先に立つた見物人が足を
留
(
とゞ
)
めて
故
(
もと
)
の墓地の名や
偶
(
たま/\
)
ある墓標の
主
(
ぬし
)
の姓氏を読んだり、又英米の
旅客
(
りよかく
)
が自身の名を
石壁
(
せきへき
)
の上に
留
(
とゞ
)
めたりするので生きた
亡者
(
まうじや
)
の線は幾度か
低徊
(
ていくわい
)
する。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
低徊(ていくわい)の例文をもっと
(2作品)
見る
低
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
徊
漢検1級
部首:⼻
9画
“低徊”で始まる語句
低徊趣味
低徊踟蹰
低徊拍掌
検索の候補
低徊踟蹰
低徊拍掌
低徊趣味
“低徊”のふりがなが多い著者
河上肇
与謝野寛
牧逸馬
小山清
中島敦
柳宗悦
徳田秋声
中里介山
谷崎潤一郎
与謝野晶子