“ていかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
低徊51.4%
彽徊43.2%
停会2.7%
貞𠧩2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は夢のような幼い時の思出などにふけりながら、一時間にも近い間、父母の墓石の辺に低徊ていかいしていることがあった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
見えるとすれば、この間を隔たる幾日かの前後に、田山白雲を彽徊ていかい顧望せしめた、勿来なこそ平潟ひらかたのあたりの雲煙が見えなければならないはずだが
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
(2) 衆議院解散ヲ命セラレタルトキハ貴族院ハ同時ニ停会ていかいセラルヘシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
いわんや易の貞凶ていきょうの貞は、貞固ていこの貞にあらずして、貞𠧩ていかいの貞とするの説無きにあらざるをや。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)