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語
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がた
ふりがな文庫
“
語
(
がた
)” の例文
暮
(
くら
)
し
兼
(
かね
)
るも二君に仕へぬ
我魂魄
(
わがたましひ
)
武士の本意と思へども
實
(
げ
)
にあぢきなき
浮世
(
うきよ
)
かなと一人涙を流したる
問
(
とは
)
ず
語
(
がた
)
りの心の中思ひ
遣
(
やら
)
れて
憐
(
あは
)
れなり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
並
(
なら
)
んだ
膳
(
ぜん
)
は、
土地
(
とち
)
の
由緒
(
ゆゐしよ
)
と、
奧行
(
おくゆき
)
をもの
語
(
がた
)
る。
手
(
て
)
を
突張
(
つツぱ
)
ると
外
(
はづ
)
れさうな
棚
(
たな
)
から
飛出
(
とびだ
)
した
道具
(
だうぐ
)
でない。
藏
(
くら
)
から
顯
(
あら
)
はれた
器
(
うつは
)
らしい。
御馳走
(
ごちそう
)
は——
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と深いわけもわからぬくせに、
卜斎
(
ぼくさい
)
が
問
(
と
)
わず
語
(
がた
)
りにつぶやくのへ、
蛾次郎
(
がじろう
)
、いちいちあいづちをうって、じぶんも
腕
(
うで
)
ぐみのまねをしている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主人
(
あるじ
)
は
里地
(
さとち
)
の事をもよく知りて
話
(
はなし
)
も
分
(
わか
)
る
翁
(
おきな
)
ゆゑ所の
風俗
(
ふうぞく
)
をたづねしに、そのもの
語
(
がた
)
りたるあらましをこゝに
記
(
しる
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
私
(
わたくし
)
のようなあの
世
(
よ
)
の
住人
(
じゅうにん
)
が
食物
(
しょくもつ
)
や
衣類
(
いるい
)
などにつきて
遠
(
とお
)
い
遠
(
とお
)
い
昔
(
むかし
)
の
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
語
(
がた
)
りをいたすのは
何
(
なに
)
やらお
門違
(
かどちが
)
いをしているようで、
何分
(
なにぶん
)
にも
興味
(
きょうみ
)
が
乗
(
の
)
らないで
困
(
こま
)
ってしまいます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
相手かまわず問わず
語
(
がた
)
りの
勢込
(
いきおいこ
)
んでまくしかけ、「
如何
(
いか
)
に兄が
本
(
ほん
)
が読めるからって、
村会議員
(
そんかいぎいん
)
だからって、信者だって、
理
(
り
)
に二つは無いからね、わたしは云ってやりましたのサ」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
門づけの
*
みふし
語
(
がた
)
りがいうことに
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
むかし
語
(
がた
)
りに
耽
(
ふけ
)
りやれ。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
立ち
退
(
のき
)
候て何國の
果
(
はて
)
にても永く夫婦と相成申したくと夫のみ此世の願ひと
祈
(
いの
)
り居り※どうぞ/\
御目
(
おめ
)
もじのうへ
山々
(
やま/\
)
御もの
語
(
がた
)
り申し上ぐべく候
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
みふし
語
(
がた
)
りのあの
絃
(
いと
)
わいな。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
進み
遖
(
あつぱ
)
れなる山内先生の御
眼力
(
がんりき
)
恐入たり左樣に
星
(
ほし
)
を
指
(
さし
)
て仰らるゝ上は
包
(
つゝ
)
み
隱
(
かく
)
すに
益
(
えき
)
なし此上は
有體
(
ありてい
)
に申べし實に
斯樣
(
かやう
)
なりと
大望
(
たいまう
)
を企てし一
部
(
ぶ
)
始終
(
しじう
)
落
(
おち
)
なく物
語
(
がた
)
り此上は
何卒
(
なにとぞ
)
先生の
知略
(
ちりやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“語”の解説
語(ご)、単語(たんご)とは、一つ以上の形態素から構成される、言語の構成単位の一つである。語が集まることで句、節、文が作られる。語の先頭を語頭(ごとう)、末尾を語末(ごまつ)、その中間を語中(ごちゅう)という。
(出典:Wikipedia)
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“語”を含む語句
私語
物語
言語
囈語
耳語
語調
語彙
譫語
独語
標語
当麻語部
昔語
細語
一語
語部
獨語
語合
歓語
世語
密語
...