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かたらひ
語句 | 割合 |
語合 | 33.3% |
談合 | 33.3% |
語 | 33.3% |
サア何ぢや
汝五ヶ年の間江戸へ
奉公に出し
留守中家内の者惣内が扶持を受し恩をも思はず惣内に
不義の
汚名を負せ己れが
外にて
語合し女を妻に致さんが爲罪なき伯父の娘恩ある
惣内へ惡名を付
先妻を
考へ出し妹娘のお富も幸ひ十二
相揃ひし
容貌なれば
欺して是をも金にせんと己れが惡事仲間の
早乘の三次と云ふ者を
語合又近所の
後家にて
惡婆のお定と云ふ女をも手なづけ置き
頓て母の御安にはお富を
欺き
取仕合よしと
微笑合是を
斯してあゝしてと
奢る事
而已談合けり
偖其年も
暮明れば
享保九年春も三月と
成しに
江戸中大火に付此白子屋も
諸侯方を
始め
多分の
用を
せぬ者なかりしかば如何にも殘念なり此意趣晴を
仕度けれ共彼奴は
勿々一通りの奴にあらず怖しい
手利ゆゑ五人や十人では
迚も
叶ひ難し仲間の者を大勢
談合早々追駈三里の松原にて
待伏なし彼奴を
その
種々の
語の
數いと繁きひといろは