“がたり”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまりてしづかにけば、斷續だんぞくしてきこゆるものがたり意味いみ明亮めいりやうにあらねども、大方おほかたわたりぬ、ひとありとはらぬものゝことばあまりはたかからず、松野まつのむかひてしたるは竹村子爵たけむらしゝやく家從かじゆうなにがし
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
強ひるやうに哀れげな昔がたり
わがひとに与ふる哀歌 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
……霞の滝、かくれ沼、浮城うきしろ、ものがたりを聞くのと違って、現在、誰の目にもながめらるる。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)