“家從”の読み方と例文
新字:家従
読み方割合
かじゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまりてしづかにけば、斷續だんぞくしてきこゆるものがたり意味いみ明亮めいりやうにあらねども、大方おほかたわたりぬ、ひとありとはらぬものゝことばあまりはたかからず、松野まつのむかひてしたるは竹村子爵たけむらしゝやく家從かじゆうなにがし
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
糸子いとこさまにははやさだまるひとおはすなりそれゆゑのおことはりぞと莞爾につこめば、家從かじゆうすこすゝませて、はじめてうけたまはりたり何方いづかたへの御縁組ごえんぐみにやくるしからずはおほせきけられたしと雪三せつざうおもてキツとれば
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)