“かじゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
家從100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襖(ふすま)に寄(よ)りて靜(しづ)かに聞(き)けば、斷續(だんぞく)して聞(きこ)ゆるもの語(がたり)の意味(いみ)明亮(めいりやう)にあらねども、大方(おほかた)は知(し)れ渡(わた)りぬ、聞(き)く人(ひと)ありとは知(し)らぬものゝ詞(ことば)あまりは高(たか)からず、松野(まつの)に向(むか)ひて坐(ざ)したるは竹村子爵(たけむらしゝやく)が家從(かじゆう)の何(なに)がし
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
糸子(いとこ)さまには最(も)はや定(さだ)まる人(ひと)おはすなりそれ故(ゆゑ)のお斷(こと)はりぞと莞爾(につこ)と笑(え)めば、家從(かじゆう)は少(すこ)し身(み)を進(すゝ)ませて、始(はじ)めて承(うけたま)はりたり何方(いづかた)への御縁組(ごえんぐみ)にや苦(くる)しからずは仰(おほ)せきけられたしと雪三(せつざう)の面(おもて)キツと見(み)れば
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)