“ぎょくさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉砕92.9%
玉菜7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度ちょうど、サイパンがちた直後で、どうせ私達は南方の玉砕ぎょくさい部隊だと、班長たちから言われていた時で——
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
「強引にね、今日は、会社をサボらせちゃったんです。だから、今日は彼女はここを歌を歌っては通りませんよ。昨日いったのは取り消しです。アッツ島玉砕ぎょくさいの歌でしたね?」
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
あんずの罐を開き、とりの毛をむしり、麺麭パン屋へ駈けつけて、鶏の死骸が無事にパン焼竈やきかまどに納ったのを見届けて駈けもどり、玉菜ぎょくさいをゆで、菠薐草ほうれんそうをすりつぶし、馬鈴薯じゃがいもを揚げ、肉にころもをつけ、その合間には