“たまな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉菜53.8%
玉名23.1%
球投15.4%
玉無7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けた玉菜たまなや、ランプのいぶりや、南京蟲なんきんむしや、アンモニヤのにほひこんじて、はひつたはじめの一分時ぷんじは、動物園どうぶつゑんにでもつたかのやうな感覺かんかく惹起ひきおこすので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さなり、また、玉名たまな少女が
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
すつかり暖かくなつた午後、一蔵がスケッチブックを持ちながら訪問に出かけると、Aさんの弟は門内の満開の桃の蔭で、未亡人の末の息子とシャツの姿で球投たまなげをしてゐた。
姉弟と新聞配達 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
そうしてコンナ書類を残らず焼棄て、玉無たまなしにしてくれよう。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)