“球投”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
たまな	66.7%
まりな	33.3%

たまな

早起きして顔を洗った自分の頭もせいせいして、勇ましい心は公園の球投（たまな）げ、樋川（ひかわ）の夜ぶりと駆けめぐった。

竜舌蘭 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

すつかり暖かくなつた午後、一蔵がスケッチブックを持ちながら訪問に出かけると、Ａさんの弟は門内の満開の桃の蔭で、未亡人の末の息子とシャツの姿で球投（たまな）げをしてゐた。

姉弟と新聞配達 (新字旧仮名) ／ 犬養健(著)

まりな

すると今度（こんど）は蛙（かはづ）の歩兵（ほへい）が、同（おな）じ嚴（おごそ）かな口調（くてう）で繰返（くりかへ）しました、只（たゞ）僅（わづ）か言葉（ことば）の順（じゆん）を變（か）へて、『女王樣（ぢよわうさま）より。球投（まりな）げのお催（もよほ）しあるにつき公爵夫人（こうしやくふじん）への御招待状（ごせうたいじやう）』

愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) ／ ルイス・キャロル(著)

球	常用漢字 小３ 部首:⽟ 11画
投	常用漢字 小３ 部首:⼿ 7画