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甘藍
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キャベジ
ふりがな文庫
“
甘藍
(
キャベジ
)” の例文
鯨を食べるならば一
疋
(
ぴき
)
を一万人でも食べられ、又その為に百万疋の鰯を助けることになるのだが
甘藍
(
キャベジ
)
を一つたべるとその為に青虫を百疋も殺していることになる。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ゴーシュはそこにたった一人ですんでいて午前は小屋のまわりの小さな畑でトマトの
枝
(
えだ
)
をきったり
甘藍
(
キャベジ
)
の虫をひろったりしてひるすぎになるといつも出て行っていたのです。
セロ弾きのゴーシュ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
瀬川の鉄橋を渡り
牛蒡
(
ごぼう
)
や
甘藍
(
キャベジ
)
が青白い葉の裏をひるがへす畑の間の細い道を通りました。
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
どうぞシカゴ畜産組合の事務所でゆっくり御計算を願います。
即
(
すなわ
)
ち世界中の小麦と大麦米や
燕麦
(
オート
)
蕪菁
(
かぶら
)
や
甘藍
(
キャベジ
)
あらゆる食品の産額を発見して
先
(
ま
)
ず第一にその中から各々家畜の喰べる分をさし引きます。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
百姓
(
ひゃくしょう
)
の家には、こぼれて砂の入った麦や
粟
(
あわ
)
や、いらない菜っ葉や何か、たくさんあるんだ。又
甘藍
(
キャベジ
)
や何かには、青むしもたかる。それをみんな鶏に食べさせる。鶏は
大悦
(
おおよろこ
)
びでそれをたべる。卵もうむ。
茨海小学校
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“甘藍”の意味
《名詞》
甘 藍(かんらん)
キャベツ。夏の季語。
ハボタン(葉牡丹)。
(出典:Wiktionary)
“甘藍(ヤセイカンラン)”の解説
ヤセイカンラン(野生甘藍、英語:wild cabbage、学名:Brassica oleracea L.)は、アブラナ科アブラナ属の野草。
(出典:Wikipedia)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
“甘藍”で始まる語句
甘藍畑