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甘藍
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かんらん
ふりがな文庫
“
甘藍
(
かんらん
)” の例文
私たちは今年三
度目
(
どめ
)
、イギリス海岸へ行きました。
瀬川
(
せがわ
)
の
鉄橋
(
てっきょう
)
を渡り
牛蒡
(
ごぼう
)
や
甘藍
(
かんらん
)
が青白い
葉
(
は
)
の
裏
(
うら
)
をひるがえす
畑
(
はたけ
)
の間の細い道を通りました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の
甘藍
(
かんらん
)
を
摘
(
つま
)
んでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しを
膨
(
ふく
)
らませた。
まじょりか皿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
赤い
甘藍
(
かんらん
)
ばかり畑に作ったり、相変わらずの山師はやっていましたが、暮らしはずうっといいようでした。
グスコーブドリの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
三時ごろ水がさっぱり来なくなったからどうしたのかと思って大堰の下の
岐
(
わか
)
れまで行ってみたら
権十
(
ごんじゅう
)
がこっちをとめてじぶんの方へ
向
(
む
)
けていた。ぼくはまるで権十が
甘藍
(
かんらん
)
の
夜盗虫
(
よとうむし
)
みたいな気がした。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
甘藍
(
かんらん
)
中耕 第五、六組
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
甘藍
(
かんらん
)
中耕
(
ちゅうこう
)
第五、六組
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“甘藍”の意味
《名詞》
甘 藍(かんらん)
キャベツ。夏の季語。
ハボタン(葉牡丹)。
(出典:Wiktionary)
“甘藍(ヤセイカンラン)”の解説
ヤセイカンラン(野生甘藍、英語:wild cabbage、学名:Brassica oleracea L.)は、アブラナ科アブラナ属の野草。
(出典:Wikipedia)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
“甘藍”で始まる語句
甘藍畑