甘藍かんらん)” の例文
私たちは今年三度目どめ、イギリス海岸へ行きました。瀬川せがわ鉄橋てっきょうを渡り牛蒡ごぼう甘藍かんらんが青白いうらをひるがえすはたけの間の細い道を通りました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の甘藍かんらんつまんでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しをふくらませた。
まじょりか皿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
赤い甘藍かんらんばかり畑に作ったり、相変わらずの山師はやっていましたが、暮らしはずうっといいようでした。
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
 三時ごろ水がさっぱり来なくなったからどうしたのかと思って大堰の下のわかれまで行ってみたら権十ごんじゅうがこっちをとめてじぶんの方へけていた。ぼくはまるで権十が甘藍かんらん夜盗虫よとうむしみたいな気がした。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
甘藍かんらん中耕 第五、六組
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
甘藍かんらん中耕ちゅうこう 第五、六組
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)