“藍本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんぽん60.0%
あゐもと20.0%
らんほん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、この同じ物語を延長した後談が紅葉の『金色夜叉こんじきやしゃ』の藍本らんぽんであるという説は知らないものがないほど広がってるが実は誣妄ふぼうである。
正午過ぐるころに、藍本あゐもとといふひなびた停車場を通つて丹波の國に入つた。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
叙事的に Flaubertフロオベル の三つの物語の中の或る物のような体裁を学ぼうと思ったこともあり、Maeterlinckマアテルリンク の短い脚本を藍本らんほんにしようと思ったこともある。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)