“道満”の読み方と例文
読み方割合
どうまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これで勝負しょうぶはつきました。芦屋あしや道満どうまんくらいげられて、御殿ごてんからされました。そして阿倍あべ晴明せいめいのお弟子でしになりました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
道満どうまん晴明せいめい右左みぎひだりわかれてせきにつきますと、やがて役人やくにんが四五にんかかって、おもそうに大きな長持ながもちかついでて、そこへすえました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
晴明せいめいはそれをいて、「ふん。」とこころの中であざわらいました。そしてすこしいたずらをして、高慢こうまんらしい道満どうまんはなをあかせてやりたいとおもいました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)